週刊ソボブキ


110号


関西四国楽旅・その1
03/11/26


 今回のツアーメンバーは小山彰太氏(ドラム)伊藤啓太氏(ベース)。 この三人でのピアノトリオというのは、じつは今回が初めてです。 いつものようにリハーサルというものも特別無いので、初日の大阪上新庄BLUE CITYが まさに最初の演奏となったわけでした。とは言っても曲もいつものものだし、 僕がいつもよりチョット多めに弾けばいいだけの事ですが。

 BLUE CITYは良い音でレコードが聴けてビシッとしたライブも聴ける 大阪では数少ないお店のひとつです。マスターの入れてくれたビシッととしたコーヒーを まず水で口をゆすいでから飲み、おかげでビシッと演奏できました。 聴きに来ていただいた皆様、そしてマスター、ありがとうございました。 この日は神戸に泊まり翌日香川に入ります。


Gパンさんからもらった鮒寿司パイ なかなか美味


 香川へは淡路島を通って行きました。明石海峡大橋、鳴門大橋を渡りました。とても立派な橋でした。 が料金がとても高くてビックリしました。でも立派な橋でした・・・でも高い。

 四国初日、三木町のOPEN CAFEは1923年生まれの現役アーティスト・ 高崎元尚氏の作品で埋め尽くされた、全体がアートのような素敵なお店です。ライブをするのはこの日が初めて。 お客さんはまさに老若男女、素直な反応に支えられて楽しく演奏できました。お店のみなさん、お客のみなさん、ありがとう! 大振りのサヨリがばかにうまかった!



 2日目、徳島市の洋琴堂へ向かう途中、11号線が徳島へ入る手前の左側に、瀬戸内海を見ながら 食べられるうどんやさん、その名も「うどんや」に寄った。麺がプリッと旨かった。洋琴堂のマスターは 15年以上前、東京にいた頃「リハビリテーション・ミュージック・オーケストラ」というバンドで 一緒に演奏していました。でも今回ここでライブをすることになったのは偶然で、後から判ったことでした。 それだけでもかなり楽しみにしていたのに、やはり「リハビリテーション・ミュージック・オーケストラ」で サックスを吹いていた川端稔さんもやってきてビックリ!川端さんはFreeImproに磨きがかかってピッカピカ、 マスターの増田さんはヘルメットにシンバルを付けてかぶりながら叩く必殺技を体得してあっぱれ! ノリのいいお客さん、セッションに参加のみなさん、何軒も掛け持ちして大忙しの売れっ子ピアニストなのに 休憩の合間には駆けつけて盛り上げてくれたママさんのようこさん、みなさんありがとう。 リラックスして演奏できました。(つづく)





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