週刊ソボブキ


117号


民俗芸能
03/1/14


  ひょんなことから線翔さんの運営する線翔庵 というサイトと相互リンクさせてもらってます。各地の祭りを紹介するコーナー、民謡のコーナー、 自らも弾かれる三弦にまつわること、酒、温泉など盛りだくさんなサイトです。 興味のある方は是非一度ご覧下さい。

  亀楽やげんげ節にたどり着くまでにはおよそ20年かかりました。 二十歳すぎのころは何でも吸収したいという思いでジャズ以外にも雅楽、声明、古典芸能、 神楽、邦楽、いろいろ聴きました。祭りにも興味があって「日本の行事辞典」みたいなものまで 買い込みましたが実際に見に行けたのは2回位でした。お勉強の域を脱せませんでした。

  その後沖縄にはまり、三線を買って琉球民謡をかなりおぼえました。しかし言葉の壁の厚さ を感じ少し距離ができました。

  ジャズ、ソウル、琉球など僕がいままで惹かれてきたものの共通点は 「生きている」と感じるってことです。そして若いころはそれを感じさせてくれるものに 感激していましたが、表現者として年を重ねていくうち、残り時間もだんだんなくなってくるうちに「生きている」自分を 表現することが全て、とつくづく思うようになりました。ですから、どんなに 著名で世界的なプレイヤーだろうと同時代に生きている同世代の表現者は、 全く自分と同等に同じ土俵に立っていると感じています。

  かっこいいでしょ?



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