週刊ソボブキ


98号


ソボブキ富山ツアー


  冷夏だから楽だなあ、なんて思ってたけど、23日から急に真夏に戻りまして 暑い富山を充分満喫してきました。とはいってもやはり東京の不快な暑さにくらべれば すがすがしいもんでした。

  例によって関越を六日町で出て上の原高原温泉にある 草庵 で蕎麦を食べて、あとは一般道をひたすら走りました。練馬を午後3時頃出発して 入善町のいろり館に着いたのが10時頃。ガソリンがなくなりそうだった事を除けば、 まあまあ順調でした。いろり館の外灯に集まる羽虫を求めてたくさんのアマガエルがガラスにへばりついてました。 3月に来た時はいろりを使って大満足でしたが今回はさすがに火はおこせません。今回のライブのために仕込んできた富山民謡「越中おわら節」。 仕込んだといっても譜面をメンバーに渡しただけで音は出してなかったので、いろり館で ちょっとリハーサル開始。いつになく入念なリハはいつのまにか宴会となっていくのでした。



  23日は黒部のコタンというお店で昼・夜演奏です。黒部というとどうしても山という印象ですが、 コタンは小高いところにありますが海のそばで、富山湾に沈む夕陽が見えるとても素敵なお店です。 お父さん(70代)お母さん(50以上代)のお2人でやっておられます。お母さんお奨めの 銀盤酒造「米の芯」 という高級純米大吟醸酒をごちそうになりました。いろいろお世話になりました。次回来る時は「米の芯」 という曲を書いてくるという約束をお母さんとしてコタンを後にしたのでした。

  


  24日は富山市のチーボというイタリア料理のお店で夜演奏です。 チーボへ向かう前に宇奈月温泉の上のほうにある 「とちの湯」 に連れて行ってもらいました。あ〜あ、のんびり。これから仕事って感じじゃないなあ。

  チーボでは「げんげ節」がイントロから大うけで、アンコールも勿論「げんげ節」。 富山出身ドラムのやまちゃんの唄も絶好調で20年前に戻ったような感じでした。

  チーボを紹介してくださったのは日之出小劇場の中平さん。料理店「だいどころ屋」のご主人でもあります。 げんげのこと、味噌汁じゃダメ、漁のしかた、前歯で軽くげんげを噛み吸い込むと身だけ口に入り骨が残る という食べ方など、いろいろ教えていただきました。 今回は行けなかったけど是非一度「だいどころ屋」にも行ってみたい!。

  チーボは一階がパン屋さん、二階がレストラン、教会だった建物を利用して作られているそうです。 マスターの森さんは素晴らしく素朴な方でソボブキに入ってほしいくらいです。演奏前にパスタをごちそうになりました。 トマトソース、バジリコ、鯛のペペロンチーノの三種類、どれもおいしかった! 森さん、中平さん、ありがとうございました。

  


  25日はまたのんびりと下の道を、能生でたら汁定食を食べたり、ものすごい雷雨ショーを見たりしながら 帰ってきました。ああ、おもしろかった。

週刊ソボブキは毎週水曜日発行できるもんか!
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