週刊ソボブキ


107号


水納島で釣り
03/11/5


  沖縄北部・渡久地港から船で15分の所にある水納島で釣りをしました。 下の写真の奥に見えるのは本島です。すごく近くにある小さな島ですが驚くほど海がきれいです。



泳いでみると様々な魚がたくさん見えます。フエダイ、アオブダイなど大きい魚もたくさんいて、 相変わらずどこへ行っても渓流竿・渓流仕掛けにこんなのがかかったらどうなるだろうと思いながら 釣り始めました。えさは魚肉ソーセージ。

  まず釣れたのは「オジサン」   ひげがはえてて愛嬌のある顔です。


「ブダイ?」   一番の大物。なかなかのひき。


「ガーラ?」   ひきは一番。アジみたいで旨そう。


「オヤピッチャ?」


二三日居たい島です。


  本島に帰り、居酒屋でアオブダイの御造りを頼みました。


  沖縄ではポピュラーな魚で、あっさりして旨いのですが慣れないとちょっと磯臭さがあります。 後でインターネットで調べてみると「アオブダイ中毒」というものがあるらしく、 筋肉痛や痙攣・痺れなどの症状がでて、死に至る場合もあるようです。原因もはっきりせず 血清などもないらしく、ビックリしました。

※注意・・・ 後日、沖縄県宮古支庁 農林水産振興課 水産係の方から
以下のような メールをいただきました。

「写真で見る限り、これはアオブダイではなく、別のブダイ類です。 安心して召し上がれます。 沖縄の人は、青・緑色系のブダイを呼ぶとき、アオブダイという 言葉をよく使います。地元の新聞記事でさえ、ほとんどの場合、ア オブダイと紹介されます。本物のアオブダイは、沖縄の海にも生息 しているようですが、滅多に見かけることはなく、市場に出回るこ ともほとんどありません。西尾様のおっしゃるとおり、本土各地で 食中毒事例がありますので漁獲しても市場で扱わず、廃棄されてい る可能性もあります。」

  沖縄そばも随分食べました。去年も食べた名護の「宮里そば」は相変わらず旨かった。 空港に入ってる「琉球村」の中味そばも旨かった。またしても民謡やウチナーぐちには あまり触れられない旅でした。


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